マネージング・アップを活用しよう!


一緒に仕事をしている中には明らかに自分より、劣っていると思われる上司もいると思われます。

そういった上司の下についていると、直前になって作業を振られ、その締め切りも直前というまさに自転車操業の毎日に負われます。

そういった状況を抜け出すためのキーワードとして「マネージング・アップ(managing up)」という方法があります。

マネージング・アップとは上司を賢く管理して、仕事をしやすくすることをいいます。
とは言うものの、なかなか現実では難しいものです。

そこで、マネージング・アップを活用します。
そのためのポイントは、

「上司の好むコミュニケーション・スタイルを知ることです。」

つまり、その上司はどのくらいの頻度で報告をしてもらい、どういった方法で報告してもらいたいかを把握することです。

そして、そのためには上司のタイミング似あわせて調度良いタイミングで報告することが大事です。それを心がけるだけで、上司との関係も多少は改善されます。

こういった例があります。

彼は朝、とても早くに出社します。
そして、スターバックスが好き。

毎朝のように管理職のオフィスの前をウロウロしては、一緒にスターバックスに行く相手を探していました。

同僚たちには朝早くに来るという発想がなかったのですが、私は早起きをして、一緒にコーヒーを飲みに行く重要任務をこなしました。

なぜかって? 上司と話す貴重な時間が持てるからです。

上司にも色々タイプがいます。
無駄話をしながら仕事をしたい人、必ず書面で報告してもらい人、
簡潔に要点を最初に言ってもらいたい人 等・・・

「マネージング・アップ」という言葉は誤解されていることも多いのですが、突き詰めれば、上司とのコミュニケーション方法を工夫し、相手の求める情報をたえず伝えるようにすることです。

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