それを投資というなかれ!


この業界ではよく人が商品だと言われます。
そして成長が鈍化すると必ず施策として上がるのが人材育成です。

そして外部研修の受講を強制的に計画します。
そしていざ研修前日になって業務都合のため現場のSEはキャンセルするわけです。

もちろん数万ものキャンセル料が発生するわけです。
利益率が低下し、そして経営陣が騒ぐわけです。
経費の見直し、利益改善施策を検討せよと指示するわけです。

そんな馬鹿げたことが実際に起こっているわけです。
ここまでくると投資ではなくボランティアです。

同じ外部研修に同じ部署から何名も受講させるわけです。
これってまさしく非合理的ですし、本末転倒の典型的なケースです。
(まあ一概には言えませんが・・・)

ではなぜそんなことが起こってしまうんでしょうか?

私が考えて出した答えは

「今まで投資したことがないから何に投資してよいかがわからないのでは?」と。

だからとりあえずお金をかけることを投資だと思うしまうわけです。
特に今まで順調に成長してきた会社に見受けられるような気がします。

研修にせよ、一人が受講してその人がさらにバージョンアップさせ、
社内にフィードバックしたほうがより合理的かなと私は考えてしまうわけです。

投資とは資産を作るための手段だと思います。
如何にしてお金に働かせて資産を効率よく得るか。

当たりまでですが、「投資は目的ではなく手段である」ということですね。

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