仕事の関係で日本を代表するような企業の社員と
一緒に仕事をする機会があります。
その中で見えてきた一流企業が故の欠点というか
課題について述べたいと思います。
この業界は何が一番大事だと思いますか?
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技術力はもちろん大事ですがもっと大事なものがあります。
それは『コミュニケーション』です。
もちろん仕事は一人ではできませんからどの業界でも
コミュニケーションは大事です。
しかしながらこの業界においてコミュニケーションが
重要だということを意外と頭では理解できていても
実際に行動できない人が多いことに驚かされます。
しかもそれが一流企業になればなるほど顕著に
その傾向が現れてきます。
なぜでしょうか?
理由は大きく2つあると思います。
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一つ目は『今まで費やしてきた時間の使い方』です。
一流企業に入社するためにはそれなりの実績が必要です。
つまり出身大学です。
そして一流の大学に合格するためにはもちろん
それなりの時間を勉強に費やしてきたはずです。
部活をやらずにただひたすら一人で受験勉強
してきた人もいるでしょう。
そしてそこで学んだのは答えのある問題の解き方です。
答えのない壁にぶち当たった時の対処法は
受験勉強では教えてもらえませんので
どう対処してよいかわかりません。
いくら正しいことを言っても一向に言うことを
聞いてくれない部下に対してどう対処してよいか
悩むわけです。
私は正しいことを言っているのにと・・・
きっとその部下の気持ちは理解できないはずです。
こういったことは例えば部活をやっていれば
なんとなくでもわかるはずです。
コミュニケーションです。
とにかく向き合って話すことです。
昔で言う飲みニケーションなのかもしれません。
そしてもう一つの理由が『出世』です。
一流企業の社員は今までの人生の中で
ほとんど負けたことがありません。
ですので社会の中でも当然勝ち負けを意識します。
そうすると必然的に同僚がライバルになります。
そうなった瞬間からコミュニケーションは激減します。
あえて相手に連携しないことで相手に落ち度を
与える輩もいるでしょう。
以上の2点の理由より結果的に欠点となっているのでは?と
勝手に妄想しているわけです。
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