判断が早いSE≠優秀なSE

かなり久々の更新です。

何故ならここ半年はプロジェクトが炎上しておりましてその火消しでいっぱいいっぱいだったからです。

ただ、そこでいろいろとまた勉強させていただきました。

なのでなまんだ内容を今後の備忘を込めて少しずつこの中でフィードバックして行きたいと思います。

で、今回感じたのはまさにタイトルの通りです。

プロジェクトを遂行していると幾度となく判断を迫られることがあります。

そんな中でいつも判断の早いエンジニアがいます。

そんな人は能力が高いと思われがちですが私はいろいろと考えていてふと思いました。

そもそも我々は何を判断するのに時間がかかっていて、その人はなぜそんなに早く判断できるのだろうか?と。

そして私が出した一つの答えとしては

『結局はあるべき論でしか判断していないのでは?』と。

もちろんそれもとても大事なんですが、本当に大事な判断ポイントとしては下記の状況の場合かなと。

それは、
『品質とコストとスケジュールとのバランスを考慮して落とし所を見つける』ことです。

判断に迷うのはまさにそのバランスです。

一方判断の早い人は必ずあるべき論で判断します。

よってコストがオーバーします。

コストがオーバーして良いのであればその判断は正しいのかもしれません。

ただその判断ができるのは大企業ベンダーに限られます。

中堅ではコストは絶対ですからその中で如何に『費用対効果』の出る策を必死で考えるわけです。

つまり、私が言いたいのは判断が早い人がもし中堅SIerという立場だったとしても早い判断をするとは限らないということです。

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