イチローの会見を見て、感動した人も多かったのではないでしょうか?
一野球人でもある私としてはすごい感動しましたし、誰よりも一つ一つの
言葉に感銘を受けました。
コメントの内容は野球ではなく仕事への姿勢、プロとしての考え方が大いに含まれていた内容だったのではないでしょうか?そんなコメントを「一流のSEにになるためには?」という観点で私なりに10個のコメントをピックアップしてみました。
その中に一流になるためのヒントがあるように思えます。
1)結局、4000という数字が特別なものをつくるのではなくて、記録が特別な瞬間を作るのではなくて、自分以外の人たちが特別な瞬間を作ってくれるものだというふうに強く思いました。
2)誇れることがあるとすると、4000のヒットを打つには、僕の数字で言うと、8000回以上は悔しい思いをしてきているんですよね。それと常に、自分なりに向き合ってきたことの事実はあるので、誇れるとしたらそこじゃないかと思いますね」
3)ストレスを抱えた中で、瞬間的に喜びが訪れる、そしてはかなく消えていく、見たいな。それが、プロの世界の醍醐味でもある
4)なかなか安定した気持ちの中でここに来ることは出来ない。今日もそうでした。で、ラインナップカードに自分の名前があったときにそこでスウィッチが、入ると言うより、入れるという行為ですかね、自分の中で。まあ、そういうなかなか難しい時間を過ごしてます。今日もそうでした」
5)全体の絵としてきれいに収まるかどうかっていうのが僕にとっては大事であって、それがスタンドから見て、上から、いろんな角度から見た時にきれいに見えれば、きっと僕はヤンキースの一員というか、そこにはまっている選手ってことになるので、実はそういう数字よりもそういう要素の方が僕にとっては大事、大切にするんですよね」
6)全体の絵としてきれいに収まるかどうかっていうのが僕にとっては大事であって、それがスタンドから見て、上から、いろんな角度から見た時にきれいに見えれば、きっと僕はヤンキースの一員というか、そこにはまっている選手ってことになるので、実はそういう数字よりもそういう要素の方が僕にとっては大事、大切にするんですよね」
7)昔できたことは今できないみたいなことは見当たらないんですよね。
8)諦められないという自分がいる事を、諦めるという事ですかね。
9)一番しんどいのは無関心な事ですよね。無関心を振り向かす事って無理なので、それが一番辛いですね。もう大嫌いでもいいから、関心があったら嬉しいですね
10)満足したらそれで終わりだと言いますが、とても弱い人の発想ですよね。僕は満足を重ねないと次が生まれないと思っているので、もの凄いちっちゃい事でも満足するし、達成感も時には感じるし、でもそれを感じる事によって、次が生まれてくるんですよね。
10個のコメントを改めて見てみるととても面白いというかイチロー独特の感性が見て取れます。
そして、そういった部分が一流になるためには必要なのかなとも思いました。
やはり、ああいった会見でここまで深いコメントができるということは日ごろからこういったことを考えているからだと思います。
以上を踏まえ、私の考える一流になるための条件というのを以下にまとめてみました。
・常に自分自身を客観的な視点で分析することができる。
・自分自身のやってきたこと、考え方に誇りとプライドを持っている。
・周りの人たちに対して、常に感謝の気持ちを持っている。
・気持ちをコントロールできる術を知っている。
どれもそんな簡単にできることではないですね。
やはりジーターやいろいろな人のコメントにもありましたが、イチローの
「野球に対しての姿勢が素晴らしい」
ということを誰しもがいってますよね。
この言葉がなんか全てのような気がしますね。
私自身も今回の会見は非常に勉強になりました。