たぶん契約において人月契約をしているところもまだ多いかと思います。
そしてそこで必ずぶつかる壁があります。それは、発注側と受注側とで単価を決めるところです。
まず一発で決まることがありません。
何度か打ち合わせをして結局、お互いの真ん中あたりで折り合いがつくことが多いのかなと勝手に想像してます。
そしてそういった経験をしていくうちに最初からその辺を踏まえた上での数字を提示してしまうわけです。
そして、当然のことながら折り合いがつかないわけです。
当たり前ですよね。
お互いに折り合いがつかない前提でそのリスクを積んで提示しているのですから。
…で思うわけです。
なんて無駄なところに頭と時間を使っているんだろうと。
もしかしたら最初からぶっちゃけて提示すればドンピシャにあっているかもしれないのに変にリスクを積むから折り合いがつくものもつかなくなるわけです。
ではそもそも単価って何なんだろう?ってことになるんです。
で私が出した答えは
「その人の価値を見える化したもの」
です。
お金とは価値のあるモノに支払われます。
そしてその話は「物」に限らず、「者」についても同様ですよね。
だから言いたいわけです。
基準のない単価交渉よりもシステムエンジニアとしての価値をどう見える化するかに頭と時間を使いましょう。
こういったところを会社として標準化すればどの案件に対してもしっかりとした基準で話をすることができます。
感覚で話をすると必ずと言っていいほどどちらかに不満がたまります。
どうせやるならお互い気持ちよく仕事がしたいですよね。
なので変な小手先のテクニックではなくもっと根本的な部分に頭と時間を使うべきだと思ったわけです。